航空業界団体「SITA」らの新NDCプラットフォーム、デルタ航空らが参画、API接続で低コスト導入を強みに

航空業界団体のSITA(国際航空情報通信機構)とATPCOは2018年10月9日、IATA(国際航空運送協会)の新流通規格NDCへの対応を可能とするプラットフォーム「NDCエクスチェンジ」に、ブリティッシュ・エアウェイズ、デルタ航空、ユナイテッド航空、フィンランド航空(フィンエアー)、南米チリ拠点とするラタム(LATAM)航空グループの各社が参画したと発表した。

NDCエクスチェンジは、SITAとATPCOが連携し、低コストでのNDC導入を可能とするために開発したもの。航空会社と販売チャネル(GDS、旅行代理店、OTA、TMCなど)の間のAPI接続を可能とするプラットフォームで、NDC未対応でもNDC対応データを利用可能となる。リアルタイムのXMLメッセージ変換が可能なほか、購入・予約・サービスワークフローもサポートすることで、流通方式のバージョンや形式に依存しない相互運用性を実現できる。

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