J.D. パワージャパンがこのほどまとめた「2018年 ホテル会員プログラム顧客満足度調査」によると、1位は「ヒルトン・オナーズ」(692ポイント)、2位がマリオットリワード/サ・リッツ・カールトン・リワード(687ポイント)、3位がスターウッドプリファードゲスト(SPG、672ポイント)だった。
同調査によれば、「会員制度に登録しているホテルにできる限り宿泊したい」と考える人は2015年の58%から64%に拡大。また、高価格帯ホテルの会員プログラムが提供する特典で利用意向が高いのは「宿泊料金の割引」「客室アップグレード」「レストラン/バーの利用特典・割引」。一方、宿泊特化型のブランドでは「宿泊料金の割引」 「クイックチェックイン/チェックアウト」だったという。
会員プログラムの満足度ランキング上位は以下のとおり。
今回の調査は、2018年8月に実施したもの。ホテルの会員プログラムに加入する6335名を対象に、直近1年間に最もよく利用した会員プログラムの利用実態や満足度を聴取。調査対象の施設は、国内外80のホテル会員プログラムだった。
なお、マリオットグループが提供する会員プログラム「マリオットリワード/サ・リッツ・カールトン・リワード」と「スターウッドプリファードゲスト(SPG)」は2018年8月18日に1億1000万人以上の会員を持つプログラムへの統合が発表されているが、同調査はそれ以前に実施されたため、SPGを別枠として扱っている。これらは2019年初頭には新ブランド名で運用開始となる予定だ。