海中バルーンの開発会社、グローバル事業展開へ支援体制を強化、2020年にハワイ・日本・ドバイでサービス開始目指し

海中バルーン(SEA BALLOON)の開発を進めるオーシャンスパイラルはこのほど、東京共同会計事務所から国際税務、国際知財、財務領域での支援体制を確立した。東京共同会計事務所グループのノウハウを活かし、海中バルーンのオーナーシップ制度を構築。グローバル事業展開を加速する。

東京共同会計事務所は、国際事業展開を目指すスタートアップ企業に対し、高度な知識とアウトソーシングなどを提供する強みを持つグループ。オーシャンスパイラルは同グループの支援を受け、資金調達、量産化に必要なオーナーシップ制度の構築、国際税務、国際知財、財務に対する業務体制を強化し、世界各地でのロケーション展開、事業拡大を目指す。

海中バルーンは、母船であるカタマラン船と最大深度100メートルまで潜水可能な潜水装置が一体となった構造。船からつり下げられたバルーンで潜水し、透明なアクリル球体の中から海中を見わたすことができる。気圧を一定に保てるため、年齢や身体の制限、装備が必要なく海中旅行を楽しめるのが売り。フロリダでの最終設計を経て、2020年春に、ハワイ、日本、ドバイの3拠点で世界初の海中バルーンサービスを開始する予定だ。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…