西日本旅客鉄道(JR西日本)は、インバウンド対応で翻訳機「ポケトーク」を主要駅に導入する。世界74言語に対応したAI翻訳機で、互いに相手の言語が話せなくても通訳機能で対話できるツール。京都駅、嵯峨嵐山駅、新大阪駅、関西空港駅、西九条駅、新今宮駅、奈良駅、新神戸駅、三ノ宮駅、神戸駅、姫路駅のほか、訪日外国人が多い駅にも機動的に配置する。
同社はこのほかにも、電話の多言語通訳サービス、タブレット端末を利用した翻訳、外国人スタッフの案内などインバウンド対応を強化。「JR西日本グループ中期経営計画2022」グループ共通戦略として、インバウンドにおける受入体制の充実、広域観光ルートの開発を整備、プロモーション強化に取り組んでいる。