深度100メートルの「海中旅行」の普及拡大へ、バルーン型の次世代潜水船で海との一体感を演出、ダイワハウスグループも参画【動画】

海中バルーン「SEA BALLOON(シーバルーン)」の開発を進めるOCEAN SPIRAL(オーシャンスパイラル)は、SEA BALLOON事業のグローバルな普及拡大に向け、ダイワハウスグループのデザインアークとモノコンセプションプロダクツと、同事業の協業に関する基本合意契約を締結した。

OCEAN SPIRALでは、海を誰もが行ける場所にする目的でSEA BALLOONを開発しており、「海中旅行」という新たな文化と市場形成に取り組んでいるところ。

SEA BALLOONは、母船となるカタマラン船と最大深度100メートルまで潜水が可能な潜水装置を一体化した、世界初の次世代リゾート潜水船。海中を自由に楽しむためのプライベート空間を提供する宇宙船さながらの構造を体現したのが特徴で、アクリル球体が、海と海中空間との隔たりを感じさせない海との一体感を演出する。

SEA BALLOONの実用化で、海中の魅力体験の機会提供のみならず、運航やサービス提供によって雇用機会を提供し、観光客の訪問によって地域経済の活性化にも寄与するとアピールする。

第1号機の運用開始は、2021年を目指す。これに向け、ダイワハウスグループのグローバルネットワークとデザインノウハウを活用し、事業を加速するための協業検討を実施するとしている。

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