リクルートライフスタイルは、旅行予約サイト「じゃらんnet」のゴールデンウィークの国内宿泊予約状況と旅行動向を発表した。
これによると、期間中の人泊数ピークは4月28日で、前年比178.1%増。ゴールデンウィークでは例年、期間中には2つのピークができるが、10連休の今年は分散化し、大きなピークがない。どの日にちも前年を上回り、なかには4月30日の375.6%増、4月29日の345.3%増のように、2~4倍強となった日にちもあった。
人泊数ベースでの旅行先ランキングでは、北海道が昨年に続き1位となり、特に札幌が人気。上昇率では7位の福岡が3ランクアップで順位を伸ばした。福岡はホテルの新設やリニューアルなどが増えており、キャパシティの増加も人泊数の増加に繋がった。属性別でみると、カップルや女性グループ、男性グループでは、福岡市(博多駅周辺・天神周辺)がそれぞれ1位となった。
また、じゃらんが実施した調査によると、今年のゴールデンウィークの旅行に関する変化としては「近場へのお出かけの回数を増やす」(38.5%)が最多。次いで、「例年は日帰りだが、今年は宿泊旅行をする」(17.4%)、「旅行日程を1日増やす」(13.7%)などと続き、旅行の回数や日程などを増やす回答が多かった。(調査期間は2019年2月27日~28日)