GW10連休の高速道路の渋滞は「分散」の予測、東名下り線では午前中が混雑、首都高では連休前に要注意

NEXCO中日本と首都高速道路は、10連休となる2019年の大型連休・ゴールデンウィークにあわせ、渋滞予測を発表した。

NEXCO中日本では、高速道路ドライブアドバイザーの山本隆氏による今年の渋滞傾向も発表。大型連休のため、例年よりも渋滞が分散される見通しだ。東名高速道路では25キロ以上の激しい渋滞の予測はないが、下り線は連日の午前中を中心に大和トンネル付近で15~20キロ程度の渋滞が発生する見込み。下り線では、午後に出発するスケジュールに調整することで渋滞を回避できる可能性があるという。

Uターンラッシュの上り線は5月3日夕方から交通が集中。5日午後をピークにヤマトトンネル付近で最大30キロ超の渋滞が発生する見通し。新東名高速では、下り線で5月2日~5日の夕方ごろに新清水JCT付近で最大15キロ程度の渋滞を予測。上り線は3日~5日の午前中に小河内トンネル付近で5キロ程度の渋滞予測になる見通しだ。

一方、首都高速道路についても、首都高速道路社が今年のゴールデンウィーク期間は分散傾向になると予想。ただし、連休前で業務交通の集中が予想される4月26日と5月2日は、渋滞が多くなると見ている。

また、羽田空港へのアクセスでは、湾岸線で東京湾アクアラインを先頭に激しい渋滞を予測。東京方面からのアクセスの場合は、1号羽田線空港西出口の利用を推奨する。レジャースポット等へのアクセスでは、通常よりも早い時間から出口渋滞等が発生すると予想。例えば「葛西・舞浜エリア」では朝5時以降から、湾岸線(東行)葛西、湾岸線(西行)浦安の出口渋滞が予想されるとしている。

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