JAL、テクノロジー活用で最適なツアー販売へ、バーチャル旅行で「旅の試着」や現地体験を買える「自動販売機」で

日本航空(JAL)は、最新テクノロジーを活用した新たな旅行販売への取り組みを行う。VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などを活用したバーチャルツアーによる「旅の試着」や、IoT活用の「旅の体験を買う自動販売機」を開発。旅との新しい出会い方や選び方の提案するもので、「Try on trips」のコンセプトのもと、最適なツアー購入へのトライアルを行うとしている。

「旅の試着」と題したバーチャルツアーでは、AR・AR・MRなどを総称するxR技術をもつ都内SOOTH社と連携。視覚や聴覚に加え、現地の匂いを再現した嗅覚や、送風装置や歩行器を活用して触覚を刺激し、より没入感のある体験を実現するという。また、体験者の脳波を分析し、相性の良い旅行先や旅行スタイルとの出会いを創出する。

報道資料より

「JAL 体験自販機」では、日経イノベーション・ラボと連携。現地ツアーなどの旅の体験を購入できるスマート自動販売機「JAL体験自販機」を開発した。購入者は、自販機のパネルに表示された好みの「現地体験」を選び、スマホで商品のQRコードを読み取ると、その場でインターネットを通して体験を購入することができるという。今後は、AIによる分析・レコメンド機能なども追加する予定だ。初回の取り組みとしては、JALグループのJALPAKハワイが扱う現地オプショナルツアーを「JAL体験自販機」で販売する。

報道資料より

今回の2つの取り組みは、2019年3月末から12月末の間に国内のイベントで展開を予定。4月中旬以降に、詳細が発表される。

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