リクルートライフスタイルはこのほど、旅行サイト「じゃらんnet」での2019年夏の国内宿泊予約状況をとりまとめた。それによると、人気の旅行先は1位「北海道」、2位「沖縄」、3位「東京」で昨年と同じ結果に。昨年は10位圏外だった福岡県が8位にランクされた。
同社では、福岡県について、人気イベントの開催のほか、アジア圏からの観光客の増加を背景とした宿泊施設の新設やリニューアルが進んでおり、受け入れ可能数が拡大したことが要因の一つとみている。
「じゃらんnet」人気旅行先ランキング
- 1位:北海道
- 2位:沖縄県
- 3位:東京都
- 4位:静岡県
- 5位:千葉県
- 6位:大阪府
- 7位:長野県
- 8位:福岡県
- 9位:兵庫県
- 10位:神奈川県
また、今年の夏は早朝や夕方以降など、涼しい時間帯におこなう観光やアクティビティも人気だという。「時間を有効に使えるから」(33.4%)、「涼しいから/昼が熱すぎるから」(31.9%)、「朝・夜しか見られない景色があるから」(22.1%)といった理由が挙げられた。
なお、宿泊予約のピークは8月11日。8月10日から19日までの人泊数は昨年と比較して約1割増となっている。
この調査は、2019年6月7日時点の予約人泊数にもとづくもの。対象期間は2019年7月23日から8月31日まで。国内宿泊、ANAじゃらんパック、JALじゃらんパック、インバウンドのレジャー宿泊が対象。1室利用人数1名の予約は除いている。