ニッポンレンタカーは首都圏33営業所で、出発・返却の手続きをスムーズに行なえる「セルフレンタカーサービス」を開始した。
ニッポンレンタカーアプリで新たに提供を開始した「セルフレンタカー」からの予約を対象とするもの。これにより、出発時と返却時の営業所の立ち寄りを不要にし、アプリからのカギで車を開錠して、スムーズにレンタカー利用をできるようにした。
ニッポンレンタカーでは2018年12月、働き方改革の推進の一環として、24時間営業を廃止していたが、早朝や深夜の利用希望者からは24時間営業復活の要望も多かった。今回の取り組みは、働き方改革を継続しながら利用者の要望に応える取り組みでもあるという。
ただし、現在は試験的な取り組みとしてスタートしており、出発・返却時間は各営業所の営業時間内となる。まずは首都圏33営業所を対象にサービスを提供し、利用動向や運用方法等を検証。結果を踏まえてサービス向上をした上で、2019年12月末までに全国の拠点で1500台の対応を可能とする計画だ。
なお、今回のサービスで利用する鍵開閉の車載器は、ヨコオ社とニッポンレンタカーが連携し、開発した機器と制御サービスを活用している。車載器と制御サービスは、ヨコオ社が特許出願している。