エアビーが新体験カテゴリー「アニマル体験」を発表、民泊ホストの飼育する動物と触れ合うアニマル観光で

エアビーアンドビー(Airbnb)は、新しい体験カテゴリーとなる「アニマル体験」を発表した。これは、ゲストが動物を飼育するホストを通じて動物をより深く理解するというもの。Airbnbでは、この新カテゴリーを「アニマルツーリズム」と位置づける。

Airbnbでは、「アニマル体験」を開始するにあたり、ワールド・アニマル・プロテクションによる指導のもと「Airbnb動物福祉ポリシー」を作成した。その内容には、野生動物への直接接触の禁止、使役動物に乗るのは1頭につき1名に限定(最大で動物の体重の20%まで)、海洋哺乳類の捕獲は厳禁などのほか、ホストには象に乗ること、大型ネコ科動物とふれあうこと、野生動物の違法取引、キャンド・ハンティングやトロフィー・ハンティングなどの狩猟、娯楽を目的として動物に芸をさせることなどを禁じている。

現在リストされているのは約1000件。300種類以上の動物とその専門家が体験を提供する。大手動物専門ニュースサイトとしてモバイルアニマルコンテンツを提供する米国のメディア「The Dodo」と提携した体験も含まれる。

「アニマル体験」には以下のようなものがリストされている。

  • お茶目な羊とお茶会 (英国、ローモンド湖)
  • ホッキョクギツネを探しに(アイスランド、スダヴィク)
  • ニュージーランドで楽しむ馬との時間(ニュージーランド、オークランド)
  • 都市型養蜂体験(カナダ、ハミルトン)
  • 救命動物に会いに行こう(カンボジア、シェムリアップ)
  • 自家製羊乳チーズ(イタリア、トスカーナ)
お茶目な羊とお茶会(報道資料より)

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