ANAやHISら出資の宇宙機開発ベンチャー、資金調達が累計7.4億円に、完全再使用型無人機の開発へ

宇宙機開発事業のPDエアロスペースは、双日およびOKBキャピタルを引受先とする1億円の第三者割当増資を実施した。これにより、シリーズA資金調達ラウンドでの累計総額が7.4億円に達したと発表した。

PDエアロスペースには、全日空(ANA)やエイチ・アイ・エス(HIS)、ハウステンボスなど旅行関連企業も出資をしており、旅行関係では空港で離発着が可能な有人宇宙機開発に期待がかかるところ。まずは無人宇宙機の運航開始を目指しており、今回の資金調達では、高度100キロ到達・帰還をする完全再使用型の無人サブオービタル機の開発体制を強化するとしている。

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