キャンピングカーと車中泊スペースのシェアサービスなどを手がけるCasrstay(カースティ)は2020月8月3日、サイバーエージェント・キャピタル、ライフタイムベンチャーズ、個人投資家から約5000万円を資金調達したと発表した。これにより、金融機関からの借入を含めCasrstayの資金調達の総額は1億3000万円となった。また、CMO(最高マーケティング責任者)には、個人投資家のひとりであり、ZOZO元執行役員の田端信太郎氏が就任した。
今回の資金調達は初の第三者割当増資によるもので、6月末に正式リリースしたキャンピングカーのカーシェアサービス「バンシェア」のデザイン改善、システム開発、ユーザー獲得のマーケティングに投資する。
CMOに就任した田端氏は、「キャンピングカーや車中泊の市場は、withコロナ時代にますます拡大が予測される。シェアリングを通じて、オーナーの費用負担を減らし、利用者には気軽なトライアル利用を促していきたい」などとコメントしている。「バンシェア」は、レンタカーとは異なり、「VANLIFE」を楽しみたいドライバーと、車中泊可能なキャンピングカー・バンをシェアして維持費を軽減したいホルダーをつなぐシェアリングサービス。