新たな世界文化遺産に「北海道・北東北の縄文遺跡群」登録へ、諮問機関が勧告、日本で25件目、7月に正式決定

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関イコモスは、青森県の三内丸山遺跡など「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、世界文化遺産一覧表への「記載」が適当と勧告した。2021年7月16日から開かれるユネスコ世界遺産委員会で正式に決定される見込み。

北海道・北東北の縄文遺跡群は、青森県、秋田県、岩手県、北海道に点在する17ヶ所の遺跡で構成される。北東アジアにおいて長期間継続した採集・漁労・狩猟による定住の開始,発展,成熟の過程及び精神文化の発達を示し,農耕以前における人類の生活の在り方と精緻で複雑な精神文化を顕著に示すものとして高く評価されている。

登録されれば、日本の世界遺産は25件目。文化遺産としては、20件目となる。今年5月には自然遺産候補として「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」も勧告を受けている。

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