大和グループのコスモスイニシアとコスモスホテルマネジメントは、2022年6月23日に「MIMARU東京 錦糸町」をオープンした。
「MIMARU」は、大和グループのアパートメントホテルブランド。アクセスのよい都市部で、キッチンやリビング・ダイニング付きの約40平米以上の客室構成で展開し、多人数滞在やインバウンドニーズに対応する。
今回オープンした「MIMARU東京 錦糸町」では、立地である墨田区にゆかりの深い葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」をオマージュし、東京の観光地や日本の文化を紹介する浮世絵風の「MIMARU 三十六景」をデザイン。江戸時代の浮世絵販売店した「絵草子屋(えぞうしや)」に見立てた客室「浮世絵ルーム」を設置したほか、現代の街を背景に浮世絵と撮影するAR体験も提供する。フロントでは「MIMARU三十六景」を用いて、外国人の視点を加えた日本の楽しみ方を案内するという。
客室数は全82室。約40~60平米の定員4~7名とし、全室にキッチン、リビング・ダイニングを付けた。家族4人で横になれるキングバンクベッド付きの客室や和室タイプも用意した。
なお、コスモスイニシアとコスモスホテルマネジメントは、訪日外国人観光客の受け入れ再開となる2022年6月、MIMARUブランドで同ホテルを含む計3施設を開業。これにより、東京、京都、大阪を中心に全22室を展開することになる。