JALは、大分県、Sierra Space、兼松による宇宙往還機「Dream Chaser」の活用検討に向けたパートナーシップに新たに参画した。このパートナーシップでは、大分空港を米国Sierra Spaceの宇宙往還機Dream Chaserのアジア拠点として活用することを目指し、安全性・環境面の予備検証や経済波及効果など具体的な検討を始めている。
JALは、航空輸送事業を通じて培われた知見やアセットを活用しながら、宇宙ステーションと地球をつなぐ「Dream Chaser」の国内での事業開発のほか、大分空港での運用支援などの検討をさらに具体化させていく。
Sierra Spaceは、来年米国で予定されている「Dream Chaser」によるISS(国際宇宙ステーション)へ資輸送ミッションに向けた準備を進めているところ。また、2026年以降には、有人機のミッションも計画。さらに、米国の宇宙開発企業Blue Originなどと、商業宇宙ステーション「Orbital Reef」の開発も行なっている。