観光庁は、2023年1~3月の旅行・観光消費動向調査の速報値を発表した。それによると、日本人の国内旅行消費額は前年同期比80.2%増の4兆2331億円となり、2019年同期比でも0.5%増となった。内訳は宿泊消費額が同87.3%増の3兆4469億円(2019年同期比6.1%増)、日帰り旅行消費額が同54.5%増の7862億円(同18.3%減)となった。
日本人国内延べ旅行者数は、前年同期比55.2%増の1億13万人(2019年同期比17.1%減)。内訳は、宿泊旅行が同60.9%増の5801万人(同9.4%減)、日帰り旅行が同48.1%増の4211万人(同25.8%減)。
日本人国内旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は、前年同期比16.1%増の4万2277円(2019年同期比21.2%増)。宿泊旅行が同16.4%増の5万9413円(同17.1%増)、日帰り旅行が同4.3%増の1万8669円(同10.0%増)。