Trip.com、グループ従業員に育児補助金制度を導入、育児1人につき毎年20万円支給、働く女性を支援

世界大手OTAトリップ・ドットコム(Trip.com)は、全世界のグループ従業員を対象とした育児補助金制度を始める。同社で3年以上勤務している従業員に対し、子供の1歳の誕生日から5歳になるまでの毎年、育児奨励金として1人につき1万人民元(約20万円)を支給。同社は、従業員の家族計画をサポートし、共働きの家庭を促進するための補助金として10億人民元(約161億3000万円)を投資する。

同社では、家庭と仕事の両立をサポートする取り組みを進めており、 働く母親や妊娠中の従業員に対するケアにも注力。ハイブリッド勤務制度や生殖補助医療手当などの制度を導入した。

グループ共同創業者兼代表取締役会長で人口統計経済学者でもあるジェームズ・リャン氏は、包括的な育児サービス、男女平等の産休、ひとり親家庭の権利保護、生殖補助技術の利用などの家族福祉政策は、働く女性が家庭と仕事の両立を実現するのを効果的にサポートするものと考えを持っているという。

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