オランダのアムステルダム市議会は、観光客の削減と大気汚染緩和に向けて、大型クルーズ船の寄港禁止を決議した。しかし、この措置がいつ施行されるかは不明。バルセロナ、ドゥブロヴニク、ベネチアなどではすでに同様の措置を実施している。
2023年、アムステルダムには114隻のクルーズ船が寄港。乗客数計30万人近くになると予想されている。
アムステルダム市は、主に繁華街への流入や麻薬目的の観光に制限をかけることで、観光客100万人を削減する取り組みを積極的に進めてきた。
地元では「クルーズ船の入港規制は避けられないもの。観光客で混雑している街には住みたくない」という声が上がっている。