HIS、韓国旅行の売上げ高が2019年水準に回復、ソウルの予約は女性が8割、釜山と済州島はカップル・夫婦に人気

エイチ・アイ・エス(HIS)は、2023年1月1日~12月31日の予約状況から、「韓国」の旅行動向についてとりまとめた。それなよると、今年はソウル、釜山といった都市への予約が多く、6月出発以降、韓国全体の売上高はコロナ禍前の2019年水準に回復することが分かった。

方面別では、ソウルは女性からの予約が約8割と多く、ソーシャルネイティブであるZ世代から高い支持を得ている。友人同士など年齢の近い形態だけでなく、母娘の形態も多く見られるという。また、釜山および済州島はクルーズ船の寄港地でもあることからカップル・夫婦の利用が多い。

報道資料より男女比で見ると、女性の割合は、ソウルが約8割(79.4%)であるのに対して、釜山は約7割(66.0%)、済州島は約6割(57.4%)となっている。

年齢別では、ソウルは20代が36.5%が最も多く、20代以下を含めると約半数(48.3%)を占めている。済州島は60代以上が34.9%と高いシェアとなっている。

商品別では、ソウルおよび釜山は航空券(手配旅行)とパッケージツアー(企画旅行)が約半数ずつ。一方、済州島は圧倒的に企画旅行での需要が高くなっている。

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