台湾当局は2023年8月24日、観光・商業目的での中国人の渡航を認めると発表した。台湾の中国政策を担当する大陸委員会によると、中国からの出張者は28日から展示会への参加など短期の訪問を申請できるようになる。9月1日からは第三国に住む中国人の観光目的での訪問も許可する。
中国からの団体旅行も1日2000人を上限に認める計画を明らかにしたが、実際の開始日は中国政府の反応次第だという。
一方、中国は国民に認める渡航先を段階的に拡大しているが、台湾はそのリストにまだ追加されていない。中国は台湾を巡る緊張が高まる中、2019年以降台湾への個人旅行を停止している。
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