2024年の旅行意向調査を世界7カ国で比較、日本人の海外旅行は平均を下回る、国内の「家族旅行」「週末旅行」に高い意欲

アメリカン・エキスプレス・インターナショナルは、旅行に関する意識調査「アメリカン・エキスプレス・グローバル・トラベル・トレンド・レポート」を発表した。これは、2024年1月31日~2月8日にかけて、日本、カナダ、イギリス、インド、メキシコ、オーストラリア、米国で実施したもの。

このうち、日本では、34%が2024年は「国内旅行に出かける回数を増やす」と回答。60%が「昨年と同じくらい国内旅行に出かける」と答えた。一方で、「海外旅行に出かける回数を増やす」との回答は15%にとどまり、7カ国平均の32%を大きく下回る結果となった。

今年のゴールデンウィークについては、「旅行を予定している」と回答したのは18%で、そのうちの86%が行き先を国内旅行と答えた。

日本人は「家族旅行」、「週末旅行」に高い意欲

旅行の同伴者については、1位が「家族」(67%)、2位が「自分(一人旅)」(11%)、3位が「友達」(8%)。家族旅行は7カ国平均の43%を大きく上回った。また、「2024年は誰と気ままな思いつき旅行をする可能性があるか」という質問に対しても、日本では「家族」との回答が51%を占め、世界7カ国平均(41%)を上回った。

旅行期間で最も多かった回答は「週末旅行」(76%)。「1週間」(31%)」、「1~2週間」(5%)が続いた。7カ国の平均を見ると、1位が「1週間」(47%)、2位が「週末旅行」(41%)、3位が「1~2週間」(36%)となっている。

どのような旅行を計画しているかについて尋ねたところ、トップは「ロードトリップ(長距離のクルマ旅)」(41%)で、「大都市への訪問」(31%)、「スパやヨガリトリートなどのウェルネスツーリズム」(26%)が続いた。7カ国平均では、「ビーチでの休暇」(51%)「大都市への訪問」(42%)「ロードトリップ」(40%)。

このほか、日本で最も妥協したくない要素としてあげられたのは「食」で58%。7カ国平均トップは「宿泊施設」(53%)だった。

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