JR東海は東海道新幹線に、グリーン車よりも上質な設備・サービスを備えた個室を導入すると発表した。高いプライベート感とセキュリティ環境を備えた完全個室タイプの座席で、専用のWi-Fiや個別調整が可能な照明、空調（風量）、放送（音量）、レッグレスト付きリクライニングシートなどを整備する予定。オンライン会議などでのビジネス利用やプライバシーを重視する乗客など、様々な利用者を想定している。
サービス開始時期は2026年度中を予定。1編成につき2室の予定で、N700S車両から順次導入する。運転区間や価格、サービス内容などの詳細は、今後発表となる。JR東海では今後も、生活様式や働き方の変化で多様化するニーズへの対応した、新幹線座席の新たなあり方を検討していく方針だ。
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