訪日客向け関東13鉄道・都営バスの乗り放題乗車券、デジタル乗車券に刷新、販売価格も引き下げ

関東の鉄道および都営バスの合計13社局が加盟するGreater Tokyo Pass協議会は、訪日外国人旅行者向けの企画乗車券「Greater Tokyo Pass」をリニューアルし、2024年7月1日から事前販売を開始する。この企画乗車券は、利用可能エリアの鉄道・軌道線と都営バス路線が乗り放題になるもの。8月1日から利用することができる。

発売方法は、訪日外国人旅行者向けに発売していたICカード乗車券「PASMO PASSPORT」への搭載方式を改めて、利用のスマートフォンから専用サイト(4言語対応)にアクセスの上、「Greater Tokyo Pass」を購入する方式。利用の際には、スマートフォンに表示されるデジタル乗車券を駅係員や乗務員に提示する。Greater Tokyo Passは、Eチケットの予約プラットフォームであるリンクティビティの仕組みを活用する。

これまでの利用実態を踏まえて、一般バスの利用可能エリアを一部見直したことで、販売金額を引き下げるが、有効期間は従来の5日間から変更しない。販売金額は税込で大人6500円、小児(6歳~11歳)3250円。

13社局の鉄道・軌道線エリアは、小田急線全線、京王線全線、京成線全線、京急線全線、相鉄線全線、西武線全線、東急線全線、東京メトロ全線、都営地下鉄全線、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナー、東武線全線、みなとみらい線、横浜市営地下鉄全線、ゆりかもめ。

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