世界のホテル業界が日本に熱視線、ホテル業界特化の国際会議で「日本は世界で最も注目すべき旅先」

2024年9月、都内でホテル業界に特化したカンファレンス「AHICE(Asia Hotel Industry Conference & Exhibition:エーハイス)Far East Asia 2024」が開催された。日本での開催は、今回が初めて。

「AHICE」は、豪州のホテル業界誌「HM マガジン」がアジア太平洋とミクロネシアで定期的に開催しているイベント。これまでに、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、ハワイ、フィジー、モルディブで成功を収めた実績がある。

東京で初開催となった会場には、国内外の主要ホテルグループや投資会社のほか、デベロッパー、オーナー、アセットマネージャーなど、200名以上の参加者が集結。イベントの基調講演やパネルディスカッション、質疑応答を通じた活発な議論では、「日本は世界で最も注目すべき旅先である」というメッセージが強調された。

特に、平均客室単価(ADR)の急上昇が注目されている。ホテルデータ調査STRによると、東京のADR成長率はニューヨークやロンドンの2倍。アジア太平洋地域では、最も高い総営業利益(GOP)という収益性も示された。

今後、2025年9月には東京で、2026年9月には京都での開催が決定している。

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