
ANAと米国でZ世代を中心に若年層に多くの顧客を持つオンライン旅行予約「ホッパー(Hopper)」は、米国でNDCを利用した航空券販売を開始した。NDCとは国際航空運送協会(IATA)が定める大容量で柔軟な情報伝達を可能にする流通規格。ANAと外部提携先とのシステムが直結され、航空券や付帯サービス(座席やラウンジ、預け荷物の個数など)をはじめとする多様な情報のやりとりが可能となる。
ANAが米国でOTAとNDCでの販売を行うのは今回が初めて。同社では、今後も、NDCを活用しグローバルにANA航空券や付帯サービスの販売拡大を目指していくとしている。
なお、ANAのNDCコンテンツは、Openjaw Technologies社(アイルランド拠点)のシステムから配信され、業界大手のコンテンツアグリゲーターであるTravelfusion社(英国拠点)経由で接続される。ホッパーは、世界でアプリのダウンロード数が1億2000万回を超え。