ホテルズ・ドットコムが世界28カ国で実施した「ホテル・アメニティー調査2013年度版」の調査結果によると、最も重視するアメニティーの上位は無料のWi-Fi、食事、カフェイン入りのドリンクとなった。
このうち、無料のWi-Fiについては、世界の回答者の66%、日本では69%の回答者が全ホテルでの導入を希望。ビジネス利用の場合、「Wi-Fiが不可欠」としたのは世界の56%、日本人の48%で、レジャー利用でも世界の34%が「ホテルを選ぶ決め手」、日本人の36%が「最も重要」と回答した。回答者の30%以上が休暇中でもインターネットのアクセスを希望しているという。
また、食事については無料の朝食サービスを重視する回答が多く、世界の回答者の31%、日本人の43%が全ホテルでのサービス提供を希望。特に日本人は食関連の関心が高く、1位が選択可能な各国の伝統的朝食メニュー(35%)、2位が朝食のテイクアウト(21%)となった。
このほか、日本人に人気が高かったのは無料のボトル入りミネラルウォーターで、49%が多くのホテルでの取扱を希望。また、最高級のコーヒーメーカー(28%)や、マッサージチェアまたは足専用のマッサージ・マシン(23%)を好きな室内アメニティーとして回答した。日本人にとっての良いアメニティーのある国のトップ3は、1位日本(37%)、2位アメリカ(15%)、3位タイ(11%)だった。
同調査は2013年1月に実施。28カ国8600名が対象で、日本の回答者は408名だった。