KNT-CT、2013年2月の総取扱額は微減、海外旅行は団体が大幅増加

近畿日本ツーリストとクラブツーリズムなどを含むKNT-CTホールディングス(注1)の2013年2月の総取扱額は、前年比0.9%減の335億3824万円で、ほぼ前年並みの実績となった。

このうち、海外旅行は1.1%増の129億715万円。団体旅行が視察や研修、招待旅行を多く取り込み、一般団体で39.7%増の24億3441万円と大きく増加したほか、学生団体も69.4%増の5億767万円と堅調に推移。

ただし、企画旅行はクラブツーリズムが4.3%増の38億3551万円と前年を上回ったものの、ホリデイが22.2%減の27億3484万円と振るわず、企画旅行合計で8.8%減の65億8349万円となった。クラブツーリズムは中南米方面のSITや欧州方面が好調。ホリデイは販売割合の高いアジア方面の不調が影響した。

国内旅行は団体旅行が0.2%増46億2224万円、企画旅行が3.6%減の112億2227万円となり、国内旅行合計で4.3%減の192億758万円。企画旅行のうち、メイトは取扱額は4.1%増、取扱人数が14.8%増と大きく数を伸ばした。東北、首都圏のほか、伊勢志摩、関東が好調だという。

このほか、外国人旅行はMICE関連団体の取扱が増加し、18.5%増の5億9962万円となった。

注1:近畿日本ツーリスト(KNT)とKNT個人旅行、KNT個人旅行販売、クラブツーリズム、KNT北海道、KNT東北、KNT中国四国、KNT九州、ユナイテッドツアーズ、KNT商事、KNTアジアの合算額

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