消費動向調査、一般世帯で海外旅行は縮小、国内旅行は拡大傾向に-内閣府

内閣府が発表した、2013年3月実施の消費動向調査によると、2013年1月~3月期に海外旅行をした一般世帯(単身世帯は含まない)の割合は、前期比0.2ポイント減の3.9%となった。4月~6月期に海外旅行を予定する一般世帯の割合は0.4ポイント減の3.6%で、わずかに縮小傾向にある。

一方、国内旅行は、1月~3月期に実施した一般世帯の割合は0.6ポイント増の33.5%となり、平均人数も0.2人増の3.0人と増えた。4月~6月期に予定する一般世帯の割合は1.8ポイント増の31.6%となっており、国内旅行は拡大傾向にある。

なお、2013年3月の一般世帯の消費者態度指数(消費者の景気の動きに対する意識を示す指標)は、前月比0.6ポイント増の44.8となり、3ヶ月連続で右肩上がりとなった。「暮らし向き」「収入の増え方」は横ばいだが、「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」は上昇した。また、1年後の物価に対する見通しは「上昇する」が71.8%となり、前年よりも5.9ポイント増加。それに対して、「変わらない」(17.3%)は前年より2.2ポイント減、「低下する」(4.3%)は2.4ポイント減少した。

同調査は2013年3月15日、一般世帯4704、単身世帯2016の計6720世帯に対して実施。有効回答数は一般世帯が3359、単身世帯が1667の計5026だった。

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