2012年ビザ発給数は約198万件、東南アジア増加、中国は9月以降減少

外務省によると、2012年の在外公館のビザ発給件数は、前年比46.5%増の198万6539件となった。2011年の東日本大震災の反動で大幅な増加率となったが、2010年の発給件数(188万5584件)も上回り、過去5年で最多となった。

国籍・地域別では、中国が最多(111万2407件)で、タイ(22万8528件)、マレーシア(11万5348件)、インドネシア(9万0498件)、フィリピン(7万4424件)と続き、以上5ヶ国で全体の約8割を占める。ただし、中国人観光客は前半は飛躍的な伸びとなったが、9月以降は大きく落ち込んだ。

このほか、インド(5万0938件)、ロシア(4万5468件)、ベトナム(3万9581件)、ブラジル(3万5049件)、韓国(2万2964件)と続き、以上10ヶ国で全体の約90%となる。

なお、日本は2013年4月1日現在、61ヶ国・地域に対して、短期滞在ビザを免除している。

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