全日空/ANA(NH)が発表した2013年4月のANA グループ実績によると、国際線の輸送実績は旅客数が前年比11.1%減の45万4890人と大幅に減少した。有効座席キロ(ASK)は同6.3%増となったものの、有償旅客キロ(RPK)は同0.5%減となったため、利用率も66.5%と低調に終わった。方面別の旅客数では、北米が同5.5%増の8万8839人、 ヨーロッパが同3.4%増の4万5708人と好調だった一方で、中国路線を含むアジアでは同16.4%減の32万343人と大きく前年同月実績を下回った。また、利用率は、北米68.1%、ヨーロッパ65.3%、アジア65.8%と60%台で推移した。一方、国内線の旅客数は同0.8%減の274万4959人と微減。ASKは同4.8%増だったものの、RPKの伸び率はそれを下回る0.6%増となり、利用率は54.4%だった。
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