アマデウス・ジャパンは、このほど大学を対象とするインターンシップ制度を拡充することを発表した。これは、同社が従来から行っている同制度の受入れ人数を倍増するもの。プログラムを拡大することで旅行・観光業界の将来的発展を目指す。
アマデウス・ジャパンの代表取締役・大竹美保氏は、競争が激化する日本の旅行業界で変化に適応することの重要性を指摘。学生を支援する制度を拡充するにあたって「当社が支援する教育を通じて、業界の未来のリーダーに必要なスキルを確立し、日本の旅行業界を変革する支援を行います。」 とコメントしている。
また、同社がインターンの学生を受入れて3年目となる杏林大学の外国語学部・助教の赤嶺恵理氏は、同制度について「学生が旅行関連産業におけるB to Bビジネスへの理解を深める絶好の機会」と評価。同時にアマデウスのスタッフとの交流が「学生にとって大変有意義な経験になる」と語る。
同社のインターンシップ制度は、将来、旅行業界の仕事に就きたいと希望する大学生や旅行関係の専門学校生を支援する目的で2011年にスタート。学生が実践的な知識に触れる場として活用されている。