ベネズエラ、メルコスール観光局に参加、日本人旅行者4倍を目指す

メルコスール観光局の活動に、ベネズエラが参加する。これは、これまで同局が行ってきたメルコスール加盟の4か国(ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ)に加えてベネズエラの観光プロモーションも行うもの。今後、同局は合計5か国のプロモーションをおこなう。今回の動きは、2012年にベネズエラがメルコスールに加盟したことによって実現したものだ。

ベネズエラ観光局(INATUR)から来日したホセ・リバス氏(写真)によると、同国を訪れる日本人の数は現在約4000人。日本で観光プロモーションを行っていくことで、2020年までに1万8000人まで増やすことが目標だという。現在、日本人が訪れる観光地としては南部ラ・グラン・サバナでのジャングル体験や、エンジェル・フォールス(天使の滝)だが、今後は北部を含めて全土を訪れてもらえるようなアピールしていきたいという。

このほど実施されたメルコスール観光局の旅行会社対象のセミナーとワークショップではベネズエラ観光局として初めて参加。他国の観光担当者やランドオペレーターとともに日本の旅行会社に活発な情報提供を行った。




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