新婚カップルの結婚スタイル把握のため、結婚情報誌「ゼクシィ」が毎年実施している「結婚トレンド調査」。その2013年版全国版によると、近年の傾向として新郎新婦側の「おもてなし」傾向とともに、出席者から新郎新婦への「おもてなし」も増加しているという。調査を行ったリクルートマーケティングは、この傾向を結婚式が気持ちの通い合う場になっていると分析している。
調査結果によると、新郎新婦側が披露宴・披露パーティーを行った理由は「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」「友人など親・親族以外の人に感謝の気持ちを伝えるため」「親・親族に喜んでもらうため」が上位3項目。演出では「親からベールダウンをしてもらう」が50.4%で、前年より6.5ポイントアップし、この4年で最高になるなど、挙式において親が参加する演出が増加している。なお、挙式で実施した演出ベスト3は、1位が「フラワーシャワー、ライスシャワー」で62.7%、2位が親からのベールダウンで50.4%、3位が「挙式時の音楽・BGMを自分達で選ぶ」で43.7%だった。
また、ゲストである来場者からの、映像を使った余興や演出における「列席者からのサプライズ」が2009年から2013年までの4年間で13.9ポイント増加。内容は、「プロフィール紹介/生い立ち・出会いの紹介」が92.6%、「列席者の名前や感謝メッセージ」が56.2%、「挙式や披露宴の様子」が36.1%、「列席者からのサプライズ」が34.7%だった。こうしたゲストから新郎新婦へ祝福をカタチにすることが増えている傾向だ。
参考記事>>>
結婚費用、親族の援助を受けたカップルは7割超 -結婚トレンド調査(1)