日本/アルザス友好150周年、さらなる深い交流に向けて代表団が来日

2013年、日本との交流150周年を迎えたフランス東北部のアルザス地方より、これを記念して経済、観光、グルメ、学術などさまざまな分野の代表者からなる代表団が来日、記者会見を行った。

観光を代表したアルザス地方議会副議長、アルザス地方観光局総裁のマリー=レーヌ・フィッシャー氏は「アルザス地方の首都ストラスブールは、世界遺産登録を受けた歴史遺産を抱え、ガラス工芸の巨匠であるルネ・ラリックの美術館をはじめとするアートの数々、観光ルートとして試飲を提供するワインセラーが道中にあるアルザス・ワイン街道、また今回オーナーシェフが来日したオーベル・ジュ・ド・リルのようなグルメなど、観光客を魅了する要素は多い」と述べた。

また、同氏は「世界から訪れる観光客は年間1800万人、そのうち日本人は4万人で、これは欧州内を除くとアメリカに次ぐ数字。1月から8月の日本人観光客の累計は、昨年比11%アップと好調に推移している。日本からはシニア層や会社経営者などゆとりのある旅行者に多く、訪問いただいている」と述べ、この日本—アルザス友好150周年記念を機に、さらに多くの日本の方にアルザス地方の魅力を知っていただきたいと結んだ。

写真 左からマルク・エーベルラン氏、マリー=レーヌ・フィッシャー氏、フランス観光開発機構在日代表フレデリック・メイエール氏

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