観光庁が取りまとめた2013年9月の旅行取扱状況速報によると、主要57社の総取扱額は前年比5.0%増の5669億6257万円となった。8カ月連続で海外旅行の前年比マイナス、国内旅行の前年比プラス推移となっており、海外旅行は1.2%減の2088億3090万円、国内旅行は8.7%増の3519億9893万円。外国人旅行は21.6%増の61億3272万円だった。
旅行商品ブランド(募集型企画旅行)でみると、海外旅行の取扱額は0.8%減の706億6106万円とほぼ前年並み。ただし、取扱人数は6.0%減の37万2660人で、取扱数の多かった中国、韓国方面の不振が続いていることがうかがえる。
国内旅行は取扱額が9.4%増の845億7769万円、取扱人数も5.3%増の309万5110人となり、人数の増加のみならず単価も上昇し、好調のようだ。外国人旅行は61.1%増の2億9775億円、取扱人数は42.5%増の1万5152人となっている。