キャセイパシフィック航空(CX)は、現在最高執行責任者を務めるアイヴァン・チュー氏の後任として、ルパート・ホッグ氏が2014年3月付けで最高執行責任者および取締役に就任することを発表した。
キャセイパシフィック航空では今年8月、次期最高経営責任者としてアイヴァン・チュー氏を任命すると同時に、ジョン・スローサー最高経営責任者はクリストファー・プラット氏の後任としてキャセイパシフィック航空ならびにジョン・スワイヤー・アンド・サンズ(香港)社、スワイヤー・パシフィック社、スワイヤー・プロパティーズ社、香港エアクラフト・エンジニアリング(HAECO)社の会長に就任することを明らかにしている。
ルパート・ホッグは51歳。現在はキャセイパシフィック航空のセールス&マーケティング担当取締役を務めており、2010年8月よりグループの世界各国におけるセールスならびにマーケティング活動を統括している。2008年から2010年には貨物担当取締役としてグループの貨物部門における運航、マーケティング、セールスを含む事業全般を統括していた。1986年にジョン・スワイヤー・アンド・サンズグループに入社後、1988年から1997年にかけてキャセイパシフィック航空の香港本社や東南アジア各国の支店で要職を歴任している。2002年から2008年までは、ジョン・スワイヤー・アンド・サンズ社の全額出資子会社で紅茶栽培や園芸を主要事業とするジェームズ・フィンレ―社の社長を務め、1998年から2002年にはスワイヤー・グループ(オーストラリア)でも要職を歴任している。