マリオット・ホテルのモバイル・チェックインが、19カ国ので可能になった。19カ国にはイギリス、メキシコ、アラブ首長国連邦共和国、インドを含んでおり、日本は現在は対象外。アメリカとカナダの329のホテルから開始されたマリオット・モバイル・アプリを利用したモバイル・チェックインは、国際的に拡大し、ホテル業界内の同種類のサービスの中でも広い地域をカバーすることになった。
同社の調査によると、21歳から39歳のビジネストラベラーの57%がスマートフォンを宿泊予約に利用しており、若年層のトラベラーほどモバイル機器を旅行に使用する傾向にある。マリオット・ホテルは、2014年の前半までに全世界の500のホテルすべてでモバイル・チェックインだけでなくチェックアウト機能も利用できるようにする計画だ。
マリオット・モバイル・アプリを使ったチェックインは非常にシンプル。アプリをダウンロードしたマリオット・リワーズ会員は、部屋が用意できたとの自動告知を受け取ることで、到着当日の午後4時以降なら到着前にスマートフォンをチェックインすることができる。到着時は、モバイル・チェックイン・デスクに行けばキーカードが準備されている。
マリオットはモバイル改革をさらに続ける意向で、最もポピュラーなリクエストである、追加のタオル、ウェイクアップコール、ハウスキーピングなど、様々なリクエストもスマートフォンで可能とするよう準備中であるという。