東京商工リサーチによると、国内格安航空券販売を主事業とする旅リンクスが12月20日までに事業停止をしていたことが明らかになった。正社員であった日本旅行業協会(JATA)も、12月18日に旅リンクスから国内航空券の手配ができなくなったとの連絡があったことを発表している。
旅リンクスでは現在、ホームページ上に「国内航空券の手配業務が滞り、回復の見込がございません」と掲載。正会員である日本旅行業協会(JATA)の弁済制度適用を案内している。弁済限度額は300万円。旅リンクスのサイトでは、「別途同協会から平成26年1月20日を目処に、弁済制度の適用を受ける為の手続き案内書面が送付されるように手配致しております」と案内している。
同社は第3種旅行会社で、国内格安航空券販売サイトを開設し、レジャーおよびビジネス向けに販売。他社の国内航空券販売サイトや引っ越しサイトとも連携していたほか、インターネット広告事業も行なっていた。