JTBが卒業旅行をテーマに実施したウェブアンケート「たびQ」で、「卒業旅行に行ったことがある(行く予定)」との回答は45%と半数近くに達した。年代別では、60代は27%、50代が38%と半数に満たないが、40代は52%、30代は55%と年々増加。20代は74%となっており、卒業旅行が年々定着していることがうかがえる。
実施回数は1回が67%と最多だが、2回が24%、3回が6%など複数回の人も3割を超えた。また、旅行の時期は卒業式間際の冬(32%)から春(55%)にかけてが最多で、夏は7%、秋は6%。同行者数は5人以上(33%)が最も多く、次いで2人(24%)、4人(18%)、3人(16%)と、同行者数は一般的なツアー参加者よりも多くなる傾向がうかがえる。
卒業旅行先は国内が65%、海外が35%。国内は北海道、京都、東京がトップ3。海外はイタリア、ヨーロッパ周遊、フランスの順で、ヨーロッパが人気だった。
同調査は2014年1月9日~15日まで、インターネットで実施。有効回答数は2716人。年代別のサンプル数は不均衡で、20代は87人と少数だった。