サービス産業生産性協議会は、2013年度の年間の顧客満足度(CS)ランキングを発表した。これは業種ごとに年間5回に分けて実施した調査をあわせ、総合順位としてまとめたもの。対象は33業種416企業で、総合1位は東京ディズニーリゾートが4年ぶりに返り咲いた。
上位50位のうち、最も多い業種は通信販売(9社)。シティホテルと同数の6社が50以内に入ったとビジネスホテルの健闘も目立った。旅行会社は、業種別ランキングで1位の一休.comが16位、ジャルパックが17位と続き、22位にじゃらん.net、23位に日本旅行が入り、4社がランクイン。項目別では「ロイヤルティ:将来の再利用意向」で、一休.comが6位、ジャルパックが7位となったほか、3位にドーミーインとリッチモンドホテルのビジネスホテルが同率でランクインするなど、旅行、ホテル系の再利用意向が高かった。
国際航空では、シンガポール航空(25位)、JAL(48位)、ANA(50位)となり、いずれも旅行会社を下回った。国内交通ではスターフライヤー(国内便)(7G)が42位で唯一ランクインした。
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顧客満足度、旅行の首位は「一休.com」に -サービス産業生産性協議会(2013年 11月 1日)