ジャストシステムは、企業のマーケティングや広報、市場調査等の職種従事者を対象にした「マーケティングトレンドに関する調査」を実施した。これによると、「最も注目している」ウェブサービスの1位は「位置情報系サービス」(13.6%)、2位は「画像・動画系サービス」(12.3%)となった。「やや注目している」を含めると、「EC系サービス」(計40.0%)も浮上し、「位置情報系サービス」と同率で1位となった。
動画プロモーションの理想的な動画の長さについては、デバイスによって異なる結果となった。PCとタブレットは「30秒程度」(各38.9%)が最も多かったが、スマートフォンは「15秒程度」(42.7%)が最も高く、次いで「30秒程度」(32.5%)となり、PCやタブレットよりも短い長さが好まれるようだ。
告知媒体の注目度については、「非常に関心があり、今後も注目したい」のは「インターネット(スマートフォン媒体以外)」(78.3%)がトップ。次いで「スマートフォン」(63.0%)となり、デジタル媒体が上位2位を占めた。3位は「テレビ」(60.9%)で依然として人気が高い。以下、「新聞」(48.1%)、「雑誌」(46.8%)、「ラジオ」(25.5%)の結果となった。
また、1日の間に最も積極している広告媒体については「インターネット(スマートフォンを除く)」(54.9%)の回答が、2位以下の「スマートフォン」(21.7%)、「テレビ」(14.9%)に大きく差をつけて最も多かった。
調査は2014年3月11日~3月13日まで、ジャストシステムのネットリサーチ「Fastask」のモニターのうち、企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析の職種に従事する男女20代~60代を対象に実施。回答数は235名。