旅行クチコミサイトのフォートラベルが会員を対象に行った2014年のGWの過ごし方に関するアンケートによると、同社会員のGWの特徴は国内旅行が人気で、海外旅行の予約手配は前倒し傾向にあるようだ。過ごし方がすでに決まっていると答えた人は72.5%で、そのうち「自宅中心で過ごす」が31.2%と最も多く、続いて「国内旅行」が23.2%、「海外旅行」が21.9%で「旅行」でGWを過ごす割合は合計で45、1%となった。旅行を予定している人の中で「国内旅行」が最も多いのは、2009年の調査開始以来初めてという。
回答者におけるGWの連続休暇日数の平均は5.4日。回答数の多い順から「4日間」(55.8%)、「5日間」(9.0%)、「6日間」(5.9%)となった。海外旅行を予定している人の取得休暇日数は7.5日、国内旅行は5.7日、帰省は4.8日だった。
海外旅行の期間は平均7.6日。6日間が18.6%、5日間が16.2%、4日間が15.6%と多く、旅行先はアジアが最も多いが、昨年調査と比較すると6.5ポイント減少した。人気の国はタイ、台湾、フランス、ハワイなど。出発日のピークは5月3日、帰着日は5月6日だった。
一方、国内旅行の期間は平均3.6日で、3日間が38.1%、2日間が23.3%、4日間が18.8%。北海道、沖縄県・東京都、長野県の順に人気で、国内旅行及び帰省を予定している人の出発は5月3日、帰着日は5月5日がピークとなっている。
旅行予定者の旅行手配状況については、「予約した」人は59.9%、「手続き・調整中」の人が13.2%となっており、7割の人が3月中旬現在ですでに旅行を決めている。海外旅行予定者ですでに「予約した」人は昨年から12ポイント増の78.8%、国内旅行予定者は3.4ポイント増の42.8%と、予約の前倒し傾向が見られる。
調査は2014年3月19日~3月26日の8日間に実施。有効回答数1122件を得た。