KNT-CTホールディングスの2014年2月の取扱実績は、海外旅行が前年比9.6%減の116億6332万円、国内旅行が1.2%増の189億7328万円、外国人旅行が1.9%増の6億1099万円で、総取扱額は4.5%減の317億9923万円となった。前月、ほぼ前年並みに回復した海外旅行は一歩後退し、国内旅行もわずかに前年を下回る結果となった。
海外旅行は、団体旅行でソチ五輪があったものの、昨年取り扱った複数の大型インセンティブツアーの反動が大きく、一般団体は11.6%減の21億5112万円。学生団体も5.0%減の4億8245万円となった。個人旅行はホリデイが東アジア方面を中心とする不振継続と、低価格帯商品の縮小の影響で取扱人数が減少し、取扱額も25.3%減の20億4369万円と大幅に減少した。好調だったクラブツーリズムも、SITやクルーズは順調だったものの、東南アジア方面の不振と大雪の影響で6.1%減の36億29万円となった。
国内旅行は一般団体が2.4%増の21億9176万円、学生団体が0.9%増の25億381万円で、団体旅行は合計1.6%増の46億9885万円と前年を上回った。ただし、国内旅行は大雪の影響でメイトが12.2%減の48億1741万円と低迷。クラブツーリズムはテーマ部門で8.0%減と減少したものの、国内旅行全体で4.3%増の59億8049万円とプラス推移を維持した。