日本旅行業協会(JATA)は、2013年度のデスティネーション・スペシャリスト(D/S)とトラベル・コーディネーター(T/C)の認定者数を発表した。
デスティネーション・スペシャリストは、2013年度は33か国地域22養成講座で実施。養成講座受講者数は前年比9.9%減の1550名で、認定試験の受験者数は1547名。このうち合格者は1101名で、認定者は909名だった。これにより、累計の認定者数は7631名となった。国・地域別の認定者数の1位ハワイ。次いで、イタリア・マルタ、オーストラリア、韓国、グアム・マリアナの順。
トラベル・コーディネーターの講座受講者数は144名で、認定者数は31名。累計で1053名となった。2013年度の認定試験を終え、両講座合計でこれまでに約8700名の「旅のスペシャリスト」が誕生したことになる。
なお、デスティネーション・スペシャリストでは、デスティネーションに関するコンサルティングと、スペシャリストならではの旅行商品の企画・開発ができる知識を目指す。また、トラベル・コーディネーターでは、旅行商品を販売するための「販売実務」「旅行地理」「コミュニケーション・スキル」の知識・技能の習得を目的とする。