日本航空(JL)の2014年4月の国際線輸送実績は、旅客数が前年比5.0%増の60万7441人、有効座席キロ(ASK)が3.7%増、有償旅客キロ(RPK)が5.3%増となり、利用率は70.9%で前年よりも1.1ポイント改善した。
旅客数を方面別でみると、韓国線(9.9%減の5万6549人)、東南アジア線(2.3%減の24万1001人)を除き、いずれも前年を上回る推移。中国線は25.8%増の10万5456人となり、回復傾向にある。その他、太平洋線は10.6%増の13万1146人、グアム線は18.7%増の1万2425人。グアム線は利用率が9.0ポイント上昇の82.7%となり、唯一8割台となった。
国内線は、旅客数が1.2%増の233万7591人。ASKを2.5%減と縮小させたが、RPKは0.7%増とほぼ前年並みの推移となった。利用率は58.4%で前年よりも2.0ポイント改善している。