ANA、4月の国際線旅客数は2割増、羽田拡大で、利用率は65%

全日空(NH)が発表した2014年4月の旅客輸送実績で、国際線の旅客数は前年比21.1%増の55万975人と大幅に増加した。3月の羽田国際線拡大で、有効座席キロ(ASK)は27.2%増と供給量が増加。対して有償旅客キロ(RPK)は25.0%となり、利用率は65.4%。前月の74.3%よりも9ポイント減少した。

方面別では北米/ホノルル方面が31.1%増の11万6476人で大きく増加。次いでアジア方面が19.2%増の38万2005人、ヨーロッパ方面が14.8%増位の5万2494人。アジア方面は唯一、RPKの伸び率26.1%がASKの21.2%を上回った。

一方、国内線は旅客数が1.6%増の278万8605人で微増。ASKが0.1%増と前年並みに対し、RPKが2.3%増と若干上回った。利用率は55.6%だった。

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