JNTO、次世代リーダー育成の国際サミット誘致を支援、3都市と競合

日本政府観光局(JNTO)は2016年10月に開催予定の「The 2016 One Young World Summit」の日本開催に向け、誘致活動を支援している。日本からは神戸が開催地として立候補しており、2014年6月8日~10日まで、同サミットの国際本部からキーパーソン3名が来日する予定。JNTOでは神戸国際観光コンベンション協会と連携し、視察旅程の作成や現地職員派遣等の支援を行なっている。

「One Young World Summit」とは、将来のリーダー育成をめざし500社超のグローバル企業が賛同して設立した民間発の国際会議。現役の指導者と次世代リーダーが一堂に会し、世界の諸問題を共有し議論する、全世界合同の産官学連携次世代育成プロジェクトだ。2013年のヨハネスブルグ大会には196か国・1200名以上の若者が参加。評議員としてアナン前国連事務総長など世界の各界著名人も参加した。2016年の大会にも海外から1200名を含む計1300名の参加が見込まれている。

今年3月に実施した国際会議海外キーパーソン招請事業に同会議関係者が参加し、日本への誘致活動が始まった。2016年の開催地として名乗りを上げているのは神戸のほか、バンコク、香港、オタワの計4都市。開催地は2014年10月のダブリン大会で決定する予定だ。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…