日本百貨店協会が発表した2014年5月の全国百貨店売上高概況によると、売上高総額は前年比4.2%減の約4618億円で2か月連続のマイナスとなった。4月の消費税引き上げにともなう駆け込み需要の反動が続いているものの4月の12%減から大きく改善。日本百貨店協会は、前回の消費税引き上げの1997年5月が5.1%減であったことと比較すると「反動減は徐々に縮小している」としている。
増加を続けている訪日外国人の売上については、伸び率は2013年ベースに至らなかったものの5月として過去最高の前年比29.5%増。購買来客数は46.5%増だった。同協会によると、引き続き中華圏、アセアンを中心に伸びが続いているという。
(トラベルボイス編集部)