JR東日本、富岡製糸場の世界遺産登録決定で「世界遺産パス」、臨時列車でツアーも

東日本旅客鉄道(JR東日本)は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録決定を記念し、群馬県内の鉄道5社をフリーエリアとする「ぐんまワンデー世界遺産パス」を発売する。対象は群馬県内のJR線(埼玉県と栃木県の一部含む)と上信電鉄全線、上毛電鉄全線、群馬県内の東武鉄道(栃木県の一部含む)、群馬県内のわたらせ渓谷鐡道(普通列車・快速)の普通車自由席で、それぞれ乗り降り自由で利用できるようにしたもの。設定期間は2014年7月1日~12月31日まで。販売金額は大人2100円、子ども1050円。

さらに7月27日には団体専用列車「応援ありがとう 富岡製糸場号」を運行し、「びゅう」で日帰りツアーを設定。また、世界遺産登録決定を祝い、高崎駅構内での横断幕などの装飾やJR東日本全エリアでのビジュアルポスターの掲出、特典クーポンを付き旅小冊子の配布や観光情報サイトでの特集ページの掲載などを行なう。このほか7月17日以降には上越新幹線E4系車両に「祝 世界遺産!」ラッピングを行なうなど、さまざまな手法で祝賀ムードを盛り上げていく。

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